国体に参戦!「eスポーツ」についてまとめてみました。 ▼
こんにちは!梶原です。
今回もブログを見て下さりありがとうございます。
今回は先日バイト先で話題にあがった「国体にeスポーツが参戦した」という話について掘り下げていき、eスポーツについてざっとではありますがまとめてみました。
かくいう私も話を伺った時に「eスポーツ=ゲーム→ゲームを国体でやる→そもそも国体ってなんだったっけ…」と知識が浅かったり、記憶が曖昧だったりする部分がたくさんあったのでこれを機にお勉強しました。笑
- ゲームは好きだけどeスポーツはよくわからない。
- 国体でゲーム!?何がプレイされるの?
- eスポーツが国体で採用されることによってこれからどうなっていくのか。
など調べたことや自分なりの考えをまとめてみましたので、興味のある方は是非ご覧下さい。
●eスポーツとは
ゲームをしてる人なら一度は聞いたことあるワードなのではないでしょうか。
近年では国際大会なども開かれており、ゲームをして賞金を稼ぐ「プロゲーマー」なんかも居たりするeスポーツ。
他にはどんなことが起こっているのかeスポーツの世界を少し覗いてみましょう。
Wikiによると「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームをスポーツ&競技として捉える際にこの言葉を使用しているようです。
競技に採用されているゲームは様々で有名なのは格闘ゲームのCAPCOM:ストリートファイターシリーズ公式サイトでしょうか。
海外ではこのようなド派手な大会が何回も行われているようで、優勝すると何千万円も貰えたりするゲーマーにとっては夢のような世界になっています。
しかしながら日本ではこのeスポーツ、海外の先進国と比べるとあまり浸透しておらず、日本は「eスポーツ未承認国」とされています。
そんなゲームに対して風当たりの強い日本ですが「日本eスポーツ連合が2018年2月に発足」されたり「大手企業がプロリーグを設立」したりと、なんとかeスポーツを日本に浸透させようと頑張ってる人たちがいっぱい居ます。
有吉弘行、テレ東初レギュラー番組は「eスポーツ」本気でゲームする | ORICON NEWS
eスポーツを紹介する番組もだんだん増えてきました。
芸能界でもゲームが好きな方はたくさんいらっしゃるようですね!
気になる方は是非視聴してみて下さい。
●国体ってなんだっけ?
私は根っからの陰キャインドア体質なので「スポーツ」「体育」「部活」みたいなワードにはピクリとも反応してきませんでした。
なので「国体」と聞いてもお恥ずかしながら「なんだったっけ?」と首をかしげるしかないのです…。
世の中にそんな方はなかなか居ないのかもしれませんが、私のように「国体」がわからない方の為にまずは国体について一緒にお勉強していきましょう。
調べたところ国体とは「国民体育大会」の略だそうで、日本で毎年開催されるスポーツの祭典だそうです。
都道府県対抗で争われ、冬季大会と本大会の通算で順位が決まるようです。
参加資格については原則「中学三年生以上」なら誰でも大丈夫なようです。
(※競技によって異なったりするみたいなので詳しくはリンク参照。)
今まで行われた開催競技を見てみると「正式競技」の欄にはサッカーやテニスやバスケットボールなどメジャーなものが、「公開競技」の欄にはゲートボールや綱引などさまざまな競技が書かれてありました。
ということはこの競技の中に「eスポーツ」が入るってこと?
eスポーツ正式種目なるか=焦点は「身体性」-国体で初の都道府県対抗:時事ドットコム
調べていくと「正式種目では無く、展覧会などと同じ「文化プロジェクト」の一環。」という文章が出てきました。
正式競技選ばれる為には「日本スポーツ協会」というところに加盟しないといけないらしく、「ゲームは身体性的な意味でスポーツの定義から逸脱している」という考えや「体を動かしなさいという」価値観など日本スポーツ協会の担当者さんの思惑にeスポーツは添っていない為、まだそこに入れてもらえていないそうです。
というわけで国体にeスポーツが参戦したのは
「正式競技では無いが国体に文化プロジェクトとして入れてもらったぞ!これをきっかけにeスポーツをスポーツ競技として認めてもらい、日本にeスポーツを浸透させていこう!」
という日本eスポーツ連合さんが頑張った結果なんだとここに解釈しておきます。
●種目に決定したのは「ウイニングイレブン」
さて、国体にeスポーツが参戦して一番最初に種目として決定した「ウイニングイレブン」をここで軽く紹介させていただきます。
略して「ウイイレ」はKONAMIから発売されているサッカーゲームです。
その歴史は意外に短く、一番最初のタイトルが発売されたのはPlayStationで1995年7月21日になります。
私もプレイしたことがないソフトなので詳しいことはあまりよく分からないのですが、初心者でも分かりやすい操作感で様々なプレーを簡単に再現でき、本職のサッカー選手でもファンが多いゲームのようです。
ほぼ毎年新作が発売されており、つい先日の2018年8月30日に「ウイニングイレブン2019」が発売されたばかりになります。
●国体にeスポーツ県代表として出場するには?
ここまでの話をまとめると「都道府県対抗でウイイレして日本一を決める」ということになります。
そこで「ウイイレなら得意!県代表として出場してみたい!」といった方に国体にeスポーツの県代表として参加するためにはどうすればいいのかを調べてみました。
①1チーム3人のチーム戦
②青年部と少年の部(高校生以下)の2クラスを設ける
③2019年2月より各県の予選が始まる
④決勝大会は2019年秋に茨城県内の会場で3日間かけて開催される
現時点(2018年9月13日)ではまだここまでしか決まっていないようですが、2018年9月15日にエキシビジョンマッチ(プレ大会)として国際会議場(茨城県つくば市)での試合開催が決定しているので、この内容を元にルールが決まったり募集内容が決まったりすると予測出来ます。参考にしてみて下さい。
①ゲームは「ウイニングイレブン2019」
つい先日発売されたばかりですけど!?笑
②オープンの部:16チーム(3人1組)と少年の部:16チーム(3人1組)
詳しい年齢制限は「少年の部が高校生、それ以上がオープンの部」です。
③茨城県在住、もしくは茨城県の会社や学校に通勤通学している人でチームを組む
茨城県にまつわる(?)人でチームを組まないといけないのはさすが国体のプレ大会といったところですね。でも、本大会の際に県によったらウイイレ人口が少なくて定員割れしそうですが…。ウイイレの人気に地域差が無いか心配です。
茨城国体でeスポーツのプレ大会開催! 会場や日程、種目などまとめ | esportsマニア
その他、詳しい内容はリンク先を参照下さい。
●まとめ
ここからは個人的な意見ですが、「国体にeスポーツが参戦」する事によってどんなことが起きるのか希望的観測も含めてまとめていきたいと思います。
①部活で「eスポーツ部」が設立される
これからの国体でもeスポーツが競技に入るとすれば大いにありうる事だと思います。
いずれ囲碁や将棋などのように「ゲームを練習できる教室が各所にあるようになる」日も遠くないかも?そこからスター選手が発掘されるかもしれませんね。
②でも、「国体」でやる必要あるのか…
確かに国体に取り上げられればいろんな人の目に晒され日本にも浸透していくかもしれませんが、タイトルによって人気と得意不得意がかなり左右されそうです。
ひとくちにゲームといってもいろんなジャンルがあるので、その中で1つ2つソフトを取り上げて「eスポーツ」と紹介されても困ったことが起きそうです。
国体に正式競技として採用されたとして「去年はウイイレだったからスポーツ的な要素があって好感もてたけど、今年は人を銃で殺しあってる!」などソフトを変えると問題が出てきそうですし、かと言ってスポーツゲームだけをeスポーツとするのも定義から離れていると思います。
これからソフト(種目)を増やすという情報もありますが、eスポーツという競技の中にいろんなソフトが入るとなると他の競技が圧迫されて本来の国体では無くなる気がします。
その事を考えるとそれぞれのソフトで大会などは現に開かれているわけなので、無理に国体でやる必要も無いのかなと思ったりもします。
③ゲーム=悪だという考えが払拭されてほしい
これにつきます。笑
なにがきっかけでもいいので「ゲーム=ダメ」という考えが少しでも無くなってほしいとゲームが好きな人は思っているはずです。
なので今回の国体の試合の中で「ゲームは良くないと思っているけど国体でやってるからみてみようか」という人にも伝わるくらいの感動的なことが起こり、そういう考えが無くなっていったらいいなと思っています。
いかがでしたでしょうか?
今からプロゲーマーを目指してみたい人や、この記事をみて国体も含めてeスポーツ気になってきたぞっ!て方が居ましたら幸いです。
設備 - esplease ページ!
気になっていただけたついでに高知にもeスポーツが出来る施設をご紹介しておきます。
eスポーツの練習やオフ会などに使用できるようなので是非来店してみてはいかがでしょうか。(私もいつか行ってみたいです!)